キナーゼとカイネース
キナーゼとは、タンパク質をリン酸化する酵素のこと。キナーゼは細胞内の情報伝達にかかわる重要なタンパク質で、新薬開発のターゲットにもなっている重要な分子です。キナーゼは、英語ではkinaseと書きます。

それでは、カイネースとは何か?kinaseを英語風に発音するとカイネース。薬作りの現場ではキナーゼのことをカイネースと呼ぶことが(なぜか)多いです。教科書ではキナーゼという記述が多い(googleで検索してもキナーゼがほとんど)ので、研究を始めた最初の頃はキナーゼとカイネースが同じ意味だとは分かりませんでした。

現場では、「カイネース」を使う人が多いんですが、じゃあ他の英単語はどうかというと、ローマ字読みが多いんですよね。ペプチドを英語風に「ペプタイド」という人は少ないし、アミノ酸のチロシンを英語風に「タイロシン」という人もあまりいない。チロシンカイネースっていうミックスな単語を使う人も(たまに)います。

外国の研究者と話すときには、英語の発音をしなきゃいけないんですが、全部の専門用語について、英語での発音を覚えるのはなかなか大変です。大学なら、留学生と話して慣れるって言う方法も取れるんですが、会社ではそうもいかない(外資系だと違うんでしょうね)。最近は、natureのpodcastというのがあって、科学関連の専門的な記事を英語で放送しています。とりあえず、podcastとか聴いて、自学自習でがんばるしかないか、とおもっています。



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