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セララ| 病院でもらった薬の値段Part3


セララ
(エプレレノン)
 セララ(ファイザー,主成分エプレレノン,薬価 25mg錠 = 47円)は,高血圧の治療に用いられる降圧薬です。セララは,主に腎臓に働きかけることで,血圧を下げる作用を示します。

セララは,血圧をコントロールする生体内の物質「アルドステロン」の働きを抑える作用を持っています。アルドステロンは,副腎皮質という臓器から分泌され,腎臓からでる尿の成分をコントロールすることが知られています。通常,腎臓からはナトリウムイオンが排出され,それにあわせて水分も尿として体外に出て行きます。しかし,アルドステロンはナトリウムイオンを体内にとどめさせる作用をもつので,このとき水分も体内にとどまってしまいます。そのため,体内の水分量(血液量)が増え,血圧が上がるのです。

アルドステロンが作用を示すには,細胞の中の核という部分にあるアルドステロン受容体という短の悪質に結合する必要があります。アルドステロンがアルドステロン受容体に結合すると,アルドステロン受容体はDNAの働きをコントロールできるようになり,これを通じて腎臓への作用を引き起こします。

セララはアルドステロン受容体に結合する作用があるので,セララとアルドステロンが共存すると,アルドステロンはアルドステロン受容体に結合することができなくなります。そのため,セララはアルドステロンによって起こる高血圧を改善することができるのです。

アルドステロンは,体内のナトリウム量を増やすことによって,脳や心臓の血管に障害をあたえ,これらの臓器の働きを傷害する作用を持ちますが,セララによってアルドステロンの働きを止めることにより,このような臓器の損傷を防ぐことができます(これを脳保護作用,心保護作用,とよんでいます)。

セララはこれまで使われてきた降圧薬とは作用メカニズムが異なるため,これまでの降圧薬と一緒に投与すると,あわせ技でさらに強力な作用を示すことができます。お医者さんの選択肢を増やすという点で,セララは重要な薬です。



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セララ(エプレレノン)の構造式
セララ(エプレレノン)の構造式

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