アナペイン(ロピバカイン塩酸塩水和物) 薬の豆知識
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アナペイン| 病院でもらった薬の値段Part3

アナペイン

ロピバカイン塩酸塩水和物


アナペイン(アストラゼネカ、主成分 ロピバカイン塩酸塩水和物、薬価 2mg/mL 0.2% 10mL 管 = 330円)は、アナペインは、手術中、もしくは、手術後の激しい疼痛を抑えるために用いられる鎮痛薬です。アナペインは注射した部位に直接作用する局所麻酔薬当おばれる薬です。アナペインが投与される部位としては、脊髄と脊髄の間にある硬膜外腔に投与(硬膜外麻酔)や、痛みを伝達する末梢神経(神経節、神経叢への伝達麻酔)が挙げられます。

アナペインは、非常に強い鎮痛作用を示します。痛みなどの知覚の伝達は、末梢神経が電気的に興奮することで起こります。末梢神経の末端で何らかの刺激が入ると、細胞外のナトリウムイオンが細胞内に流入することで、神経細胞の膜に電圧が発生します。この電圧の変化が、中枢側に向けて伝達されることで、電気信号が脳まで伝達され、痛みを感じます。

神経細胞内にナトリウムイオンを流入させ、神経の電圧変化を生じさせる原因となる分子として、ナトリウムチャネルが挙げられます。アナペインは、ナトリウムチャネルに結合して、ナトリウムが神経細胞の中に流入できないようにします。すると、神経細胞を電気信号が伝達することができず、痛みを感じにくくなるのです。

ナトリウムチャネルには複数の種類が存在します。例えば、心臓の細胞に存在するナトリウムチャネルは、脈拍のコントロールをしています。そのため、心臓のナトリウムチャネルの働きを押さえてしまうと、血圧低下、心拍数低下、などの副作用を起こしてしまいます。アナペインは、心臓のナトリウムイオンに対しては、弱い抑制作用を持っているので、循環器系への副作用は出にくいとされています。もちろん、アナペインの使用に関しては、副作用が出ても速やかな対応ができるよう、血圧、心拍数、呼吸数などの観察が十分行われる必要があります(手術前後に用いられる場合、これらの観察は通常行われています)。

現在、鎮痛薬の開発では、神経細胞に存在するナトリウムチャネルのみを抑制する薬剤が注目されています。多くの製薬会社で創薬活動が行われているのですが、まだまだ良い薬は見つかっていません。




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アナペインの主成分、 ロピバカイン塩酸塩水和物の構造式


アナペインの主成分、 ロピバカイン塩酸塩水和物の構造式

 


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