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バファリン | 病院でもらった薬の値段TOP
バファリン(アセチルサリチル酸)

病院で処方されるバファリン(ライオン)は、主成分としてアスピリンとダイアルミネート(ジヒドロキシアルミニウム アミノアセテートと炭酸マグネシウムの混合物)を含む配合剤です。バファリンは、よく知られている通り、様々な病気でおこる発熱や痛みを沈める効果を示します。

添付文書で、効能が認められている痛みとしては、頭痛、歯痛、月経痛、感冒の解熱、関節リウマチ、リウマチ熱、症候性神経痛が上げられます。バファリンの名前がよく知られてるのは、これら身近な病気に対して優れた効果を示すからです(薬屋さんでは、OTC医薬品として、多くの種類のバファリンシリーズ(小児用バファリンや、生理痛用のバファリンルナ)などを購入できます)。

バファリンの作用メカニズムは、炎症部位でのプロスタグランジン(痛みの感覚を増強したり、炎症反応を引き起こす物質)の産生を押さえるというものです。バファリンの主成分であるアスピリンは、プロスタグランジンを作り出す酵素、シクロオキシゲナーゼの働きを止める作用を持っています。現在、広く使われている鎮痛剤「ロキソニン(主成分ロキソプロフェンナトリウム)も、アスピリンと同じ作用メカニズムを示します。

アスピリンは古くから鎮痛作用と抗炎症作用が知られており、100年以上患者さんに使われてきました。そのため、値段も安く(薬価 330mg 錠 = 5.7円)、非常に使いやすい薬とされています。ただ、そのアスピリンにも副作用という欠点があります。

アスピリンはプロスタグランジン合成を押さえる作用を持ちます。ここで、プロスタグランジンの中には、胃の粘膜を保護する働きを持つものがあります。アスピリン(もしくはロキソニン)を服用すると、プロスタグランジンによる粘膜保護作用が弱くなるので、胃を痛めてしまうのです。病院でロキソニンなどをもらうときに胃薬がついてくるのは、このような副作用を少なくするためです。

で、バファリンもアスピリンによる副作用が起こらないように工夫を加えています。そのための工夫が、バファリンに含まれているダイアルミネートです。ダイアルミネートは、胃の中の胃酸に働きかけて胃の中の酸性度を下げます。胃の保護作用が弱くなることで胃が傷害されるのは、胃酸が直接胃を攻撃してしまうからです。胃酸の酸性度が下がると、胃酸が胃を攻撃しにくくなり胃の障害が弱められます。また、アスピリンには、胃酸の酸性度が低いと吸収速度が早くなるという性質があります。アスピリンを早く胃の中からなくすことで、作用が早く生じかつ胃に対する障害が少なくできるというわけです。

こういうふうに、バファリンに含まれるダイアルミネートは、胃を保護するための重要な働きを持っています。「バファリンの半分はやさしさでできています」というCMのコピーがありますが、このやさしさがダイアルミネートの保護作用というわけですね。


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構造式

バファリン(アセチルサリチル酸)の構造式


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