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ガスター | 病院でもらった薬の値段TOP


ガスター(ファモチジン)

ガスター錠20mg 
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の場合、1回20mgを1日2回服用
薬価1日あたり84.4円(1錠 42.2円)
2017年6月現在

ガスター(アステラス、主成分 ファモチジン)は、胃酸によって胃が障害を受ける病気(急性胃炎 、慢性胃炎胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血、逆流性食道炎)に対して効果を示す薬です。ガスターには、錠剤に加え、水なしで飲めるタイプの「ガスターD」(口腔内崩壊錠)があります。ガスターDは、口の中の唾液によって速やかにとけるので、そのまま服用することができます(もちろん、お水で飲んでも大丈夫です)。

「ガスター」という名前は、「ガスター10」の発売によって一気に有名になりました。ガスターの主成分のファモチジンを10mg配合した薬剤を、一般の薬局で医師からの処方箋なしで購入できるようにしたものが「ガスター10」です。このような製品をOTC医薬品(over the counter:店のカウンターで買えることから)と呼んでいます。長年の使用実績があり、副作用がキチンと把握されている薬については、スイッチOTCにするという動きが多く見られます。病院に行かず自分で症状をコントロールするというセルフメディケーションは、患者さんの利便性に加え医療費削減にもつながるということもあり、医師処方薬のスイッチOTC化は今後も進んでいくと考えられます。

ガスターの作用機序は以下のとおりです。ガスターは、胃液の分泌を弱めることで、胃酸による胃粘膜の障害を抑制する効果を示します。胃は、表面にある食物の分解消化のために、胃酸(塩酸)やペプシン(消化酵素)を分泌しています。酸やペプシンは、そのままでは胃の表面の細胞を傷つけてしまうことから、胃は自分の組織を守るために粘膜を分泌し、胃の表面を粘膜で覆うことで自分自身を保護します。この粘膜の働きが悪くなると、胃酸によって胃の表面が障害を受け、ひどい場合には胃炎や胃潰瘍を発症してしまいます。ガスターは、胃酸分泌を抑制することにより、胃の表面が傷害されるのを防く効果を示します。

ガスターの主成分であるファモチジンはアステラス製薬(旧山之内製薬)の研究者により発見されました。ファモチジンは、ヒスタミンH2受容体拮抗薬と呼ばれる種類の薬です。生体内物質であるヒスタミンは、胃壁の細胞にあるヒスタミンH2受容体に結合してこれを活性化させ、胃酸を分泌させます。ファモチジンはヒスタミンH2に結合するが活性化はさせないという作用を持ちます(これをアンタゴニスト作用と呼びます)。ファモチジンがH2受容体に結合すると、ヒスタミンがH2受容体に結合できなくなるため胃酸分泌が低下するというわけです。

ガスターの副作用としては、白血球数の減少や肝機能障害などが報告されています。重篤な副作用が起きることは少ないのですが、特にOTC医薬品でガスターを購入した場合は、副作用について気にかけておくことが必要だと思います。



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構造式

がスター(ファモチジン)の構造式



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