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ガスター | 病院でもらった薬の値段TOP


ガスター(ファモチジン)

ガスター(アステラス、主成分 ファモチジン、薬価 10mg錠 = 28.6円)は、胃酸の分泌を止める効果を持つ薬です。胃酸によって胃が障害を受けるような病気(急性胃炎 、慢性胃炎胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血、逆流性食道炎)に対して効能を示します。また、ガスターには、錠剤の他にも、水なしで飲めるタイプの「ガスターD」(口腔内崩壊錠)があります。ガスターDは、口の中の唾液によって速やかにとけるので、そのまま服用することができます(もちろん、お水で飲んでも大丈夫です)。

「ガスター」という名前は、「ガスター10」の発売によって一気に有名になりました。病院で処方されるガスターのうち、主成分のファモチジンを10mg配合したものを、一般の薬局でも処方箋なしで購入できるようにしたものが「ガスター10」です。このような製品をOTC医薬品(over the counter:店のカウンターで買えることから)と呼んでいます。ある程度の使用実績があり副作用などが弱いことが確認された薬については、スイッチOTCにするという動きが多く見られます。

ガスターは、胃液の分泌を押さえることで、胃の障害を抑えるあ商を示します。胃は、食物の分解消化のために、胃酸(塩酸)やペプシン(消化酵素)を分泌しています。酸やペプシンから胃の組織を守るために、胃の表面は粘膜で覆われています。胃潰瘍や胃炎では、この粘膜の働きが悪くなっているので、胃酸によって胃の表面が障害を受けてしまいます。ガスターは、胃酸分泌を抑制することにより、胃の表面が消化されるのを防ぎます。

ガスターの主成分であるファモチジンはアステラス製薬(旧山之内製薬)によって発見されました。ファモチジンは、胃酸分泌に関与するヒスタミンH2受容体の働きを抑制する作用を持ちます。生体内物質であるヒスタミンは、胃の壁の細胞にあるヒスタミンH2受容体に結合してこれを活性化させ、胃の細胞から胃酸を分泌させるような刺激を与えます。ファモチジンは、このH2受容体に結合することで、ヒスタミンがヒスタミンH2受容体に結合できなくし、それによって胃酸の分泌を抑制します。

ガスターの副作用としては、白血球数の減少や肝機能障害などが報告されています。重篤な副作用が起きることは少ないのですが、特にOTC医薬品でガスターを購入した場合は、副作用について気にかけておくことが必要だと思います。


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構造式

がスター(ファモチジン)の構造式



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