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ドリエル | 病院でもらった薬の値段TOP

ドリエル(塩酸ジフェンヒドラミン)



ドリエル(エスエス製薬、主成分塩酸ジフェンヒドラミン)は、寝付きの悪さや眠りの浅さなど、一時的な不眠の症状を改善するために用いられます。ドリエルは、医師の処方せんがなくても一般の薬局で購入することができます(ドリエルは第2類医薬品で、薬剤師又は登録販売者が常駐する店舗で購入可能)。メーカーの公式サイトによる希望小売価格は、6錠 1,050円 /12錠 1,995円(税込み)となっています。

ドリエルの主成分である塩酸ジフェンヒドラミンは、市販の風邪薬にも使用されている化合物ですいました(いわゆる「風邪薬を飲むと眠くなる」という現象)。ドリエルは、この副作用を不眠症に対する効果にうまく切り替え、睡眠導入薬として市販したというわけです。

塩酸ジフェンヒドラミンが風邪薬に使われる場合、炎症を起こすヒスタミンという生体内物質の作用を抑制する効果を期待して用いられます。ヒスタミンは、ヒスタミン受容体(H1受容体)というタンパク質に結合し、これを活性化します。ヒスタミン受容体が存在するマスト細胞は、ヒスタミンによって刺激されると炎症を引き起こす様々な物質を放出します。塩酸ジフェンヒドラミンはヒスタミンがH1受容体に結合するのを阻害して、ヒスタミンの作用を押さえる作用を示します。

一方、このヒスタミンおよびヒスタミン受容体は、脳の中にも存在します。塩酸ジフェンヒドラミンによって脳の中にあるH1受容体の作用を阻害することを目的とした薬がドリエルなのです。ヒスタミンは、神経活動の維持し、覚醒状態を保つために重要な働きをしています。ドリエルのようにヒスタミンの作用を抑えると、精神活動の低下させ、眠気を起こすというわけです。風邪薬の副作用として有名な眠気は、この脳内のヒスタミンに対する阻害作用が原因です。

抗アレルギー剤として処方されるレスタミン(興和)も、塩酸ジフェンヒドラミンを含む薬剤です。もちろん、レスタミンを飲んでも強い眠気が生じます。レスタミンの場合は、眠気は副作用としてあらわれ、使いにくさの原因となります(車などの運転をすることは避けたほうが良いです)。ドリエルにおける「副作用を、主作用に切り替える」という逆転の発想はおもしろいと思います。



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構造式

ドリエル(塩酸ジフェンヒドラミン)の構造式


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