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ナウゼリン
(ドンペリドン)


 今回取り上げるのは、「ナウゼリン」
(協和発酵、主成分 ドンペリドン、 薬価 10mg 錠 =17円)。「ドンペリ」ってついてるから、二日酔いの薬?って感じですが、ナウゼリンは吐き気止めです。ナウゼリンは、体内のドパミンと言う物質の働きを押さえることで吐き気を抑制します。

 私は風邪で胃腸をこわすと、吐き気に悩まされるので、よくナウゼリンをもらいます。二日酔いや風邪の吐き気は、胃や腸の運動がコントロールできず、胃や腸から消化物がなかなか動けないために生じます(胸焼け、胃もたれ)。これは、ドパミンが胃腸の運動を抑制するために起こります。そこで、ドパミンの働きを抑制する薬は胃腸の動きを活発にし、消化を助けることで吐き気を押さえます。

 ところで、吐き気というのは、抗がん剤を投与したときにも副作用として生じます。抗がん剤は胃腸の運動を抑制する訳ではないので、べつのメカニズムにより吐き気が生ずると考えられます。実は、脳の中に吐き気をコントロールする部位があり(嘔吐中枢といいます)、吐き気を感じるときは嘔吐中枢が刺激された状態になっています。抗がん剤で吐き気を生ずるのは、抗がん剤の成分が嘔吐中枢を刺激するためです。また、嘔吐中枢は、ドパミンによっても刺激されるので、ナウゼリンは嘔吐中枢の抑制を介して吐き気を押さえるとも考えられます。

 ちなみに、動物実験に通常用いられるラット、マウス、モルモットは嘔吐をしません。乗り物酔いや抗がん剤の吐き気の研究には、ネズミの仲間の「スンクス」という動物が用いられています。
 

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 ナウゼリン(ドンペリドン)の構造式
ナウゼリン(ドンペリドン)の構造式

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