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サノレックス| 病院でもらった薬の値段TOP

サノレックス
(マジンドール)
サノレックス(ノバルティス、主成分マジンドール、薬価0.5mg錠 = 198.3円)は、日本で認可されている数少ない(これだけ?)食欲抑制剤です。サノレックスの食欲抑制作用は、最終的には体重減少に結びつきます。つまり、サノレックスはいわゆる「抗肥満薬」、簡単に言えばやせ薬ということになります。

サノレックスのようなやせ薬、憧れる人が多いかもしれません。世の中にはダイエットしてる人が山のようにいます(私もその一人)。そして、その大部分の人は薬物を用いず、運動療法や食事療法でダイエットをしています。というか、サノレックスを使うダイエットをしようと思っても、まずできません。

病院に行っても、たいていの人はサノレックスを処方してもらえないでしょう。サノレックスを使って肥満を治療するには、それなりの条件を満たさないといけないからです。そのために、インターネット上では、サノレックスを求める人向けに、サノレックスの通信販売や個人輸入の話を時折目にします。

サノレックスが必要となる人は、運動療法や食事療法で減量ができず、かつ医学的に肥満の治療が必要とされる人に限定されます。極端な例で言うと、世界びっくりニュースみたいなのに出てくる超肥満体の人。体重が非常に重いと、全身に血液を行き渡らせるために、心臓に過度の負荷がかかります。このように心臓に負担がかかる状態が続くのは、非常によくない状態です。

サノレックスの適用に制限がかけられているのは、サノレックスが開発された経緯を見れば分かります。

サノレックスは、脳の食欲をコントロールする部位(摂食中枢)の働きを抑制し、食欲に関する生理的反応を抑制します。具体的には脳内のドパミンと呼ばれる物質の作用を調整します。

この作用は、もともとアンフェタミン類という薬で認められた作用でした。アンフェタミン類とは、覚せい剤の成分です。実は、古くから覚せい剤を服用すると食欲が落ちる、ということが知られていました。そこで、アンフェタミン類の食欲抑制作用をもち、かつ覚せい剤としての作用を押さえた化合物を見つけよう、という方針の末に得られたのがサノレックスでした。

サノレックスは、アンフェタミン類とは構造が異なることから、覚せい剤のような作用は出にくいと考えられてはいますが、やはり人の脳をダイレクトに調節する薬物ですから、厳しく規制されなければいけません。

アメリカでは、別のメカニズムによる食欲抑制剤がもうじき発売される予定です。しかし、この薬もマリファナの作用(マリファナを使用すると食欲が更新する)を逆手に取ったメカニズムの薬です。

やせたい気持ちは分かりますが、薬で強引に食欲を落とすというやり方は、個人的には余りおすすめできません。食べたいという本能をむりやり止めると、必ずリバウンドが何らかの形で現れると思うのです。リバウンドが、精神状態の変化という形で起こる可能性も否定できません。

普通の人の肥満は、病気というよりは、その人の生活パターンを映し出す鏡なのだと思います。薬に頼って無理矢理変えるのではなく、自分の意思で変えていくべきだと思います。

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サノレックス(マジンドール)の構造式
サノレックス(マジンドール)の構造式


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