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アストミン| 病院でもらった薬の値段Part2


アストミン
(ジメモルファンリン酸塩)
 アストミン(アステラス製薬,主成分ジメモルファンリン酸塩、薬価 10mg 錠 = 5.7円)は,風邪や気管支炎,肺炎のときにおこる咳を止めるための薬です。アストミンのような薬を咳を静める薬と書いて「鎮咳薬」(ちんがいやく)と呼んでいます。

気道に異物があると,神経がこれを感知して脳へ信号を送ります。すると,脳の中の咳中枢というところから、「咳を出せ」という命令が呼吸を制御する筋肉へ送られて咳が起こります。アストミンは,この咳中枢の働きを抑えることで咳を止める働きを持ちます。

アストミンのように,脳に働いて咳をとめる薬を中枢性鎮咳薬と呼んでいます。アストミンのような脳に働きかける薬を開発する場合,注意しなくてはいけないのは、薬が引き起こす依存性です。依存性というのは,薬を服用し続けるうちに,薬を止められなくなることです。無理に薬を止めようとすると,禁断症状と呼ばれる不快感に襲われることになります。

中枢性鎮咳薬のなかには,古くから使われているリン酸コデインのように依存性を持ち,麻薬として扱われているものがあります(含有量によっては,麻薬として扱われない場合もあります)。そのため,アストミンの開発過程では,依存性がなくすことが第一の目標とされました。その結果,アストミンはつよい咳止めとしての作用を持ちつつ,依存性のない薬となりました。

鎮咳薬の多くは,アストミンのように脳に働きかけるものですが,できれば脳に対する作用を示さないに越したことはありません。気管の筋肉に働きかけ咳を止める薬もあるのですが,このような,むりやり咳を止める薬は,喘息などのひどい咳の治療に使われます。現在,脳にはたらいて咳を止めるのではなく,咳を出すきっかけとなる気管の神経の働きをとめ,咳を抑える薬の開発が行なわれています。敏感になっている気管の神経を和らげる,という薬は,体にとっても無理がない,優しい薬になると考えられています。


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アストミン(ジメモルファンリン酸塩)の構造式
アストミン(ジメモルファンリン酸塩)の構造式


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