フロッピーディスクってどんな道具?

フロッピーディスクドライブを搭載していないパソコンも増えてきているこの世の中、フロッピーディスクは、もう時代遅れの感があります。が、(私の会社の)薬作りの現場では、フロッピーディスクはまだまだ健在です。

フロッピーディスク

さすがに、いまでは3.5インチのフロッピーディスク使ってますが、会社に入った頃は、まだ5インチや8インチのフロッピーディスクが幅を利かせていました。パソコンも、PC9801だったし。

測定機器がいくら最先端になっても、大抵の場合、数値データはフロッピーディスクで持ち運びます。数値データの容量は大きくても100KBなので、フロッピーディスクで問題はありません。

居室からLANで直接データをダウンロードできればいいのですが、セキュリティの関係からか、現在はこの手は使えません。そこで、フロッピーディスクにデータを落とし、居室にもってかえってから、改めてサーバにデータをアップロードし、データ解析することになります。

さすがに、画像データとなると、ファイルの容量が大きくなるので、USBメモリなどで持ち運ぶことになりますが、私の実験の場合には出番はそんなにありません。というわけで、まだまだフロッピーディスクの活躍は続きそうです。