チビタン(小型遠心機)の使い方|置き方・回す時間・名前の由来
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チビタンは、手のひらサイズ〜小型のタッパーくらいの大きさの、持ち運びできる小型の遠心機の商品名です。プラスチックチューブ(エッペンチューブ)を高速で回して、液体の中の固形分を沈めたり、少量の液体をチューブの底に集めたりするときに使います。この手の小型遠心機は色々な会社から出ていましたが、私が研究していたときは、代名詞的な存在でした。
実験の友、チビタン。
チビタンは小さいけれど、頼りになるやつ。
チビタンは、パワー全開、高速回転、1分間で1万回
小さなチューブをぶん回す。

チビタンつかえば、欲しいものをすぐゲット。
上澄み、沈殿どっちでも。
今日もベンチの片隅で
チビタンのブーンと働く音がする。
メーカーと今の状況
チビタンは、ミリポア(現在のメルクミリポア)が販売していた製品です。今は販売終了となっており、実験機器の代理店のサイトにも、メルクミリポアの製品ラインナップにもチビタンの名は載っていません。私が現役の研究者だった頃と違い、現代では通じない言葉なのかもしれません。似たような小型遠心機は、昔からいろいろ出ているようですが、私の印象に残っているものはありません。チビタン。私にとっては、今でも、卓上遠心機の代名詞です。
名前の由来
チビタンという名前の由来は、わかりません。ただ、手のひらに収まる小ささと、よく見ると小動物のようにも見えるフォルムにあるのでは?と思います。実物を見たら、「チビたん」という愛くるしい名前に納得です。手のひらサイズの小ささで、一気に1分間1万回転の遠心がかかり、スイッチを切ったらすぐ止まる。小さくて可愛いけど、切れ味鋭い凄いやつ、ですね。
使い方
蓋を開けると、チューブのホルダーが円形に配置されています。バランスがとれるように、チューブを組んで入れます。2本なら180度おき、3本なら120度おき、というように、中心に対して対称になるよう入れます。
回転数は、スペック上は1分間に10000回転です。回転数は調整できなかったと思います。蓋を閉めると自動的に回転が始まり、ストップボタンを押すとすぐ回転が止まります。液体の回収なら、10秒程度回せば十分です。沈殿させる場合でも、長くて1分くらいでしょうか。普通の遠心機だと、回転を上げたり止まったりするのを待たなくてはいけないので、すぐ回ってすぐ止まるというのは、なかなか便利です。
使うときの注意
チューブの置き方のバランスをサボると、高速回転でバランスが崩れ、チューブがホルダーから飛び出してしまったことがあります。ひどいときは、回転軸が壊れてしまいます。このあたりは、通常の遠心機と同じです。